サイボウズは、IT・デジタルコンテンツの専門学校であるHALのカリキュラムに、同社の提供する「kintone(キントーン)」が導入されたことを、10月3日に発表した。
HALでは、11月から希望する全在校生が受講できる「kintone専科」が開始され、2024年4月からは「高度情報学科 高度情報処理コース」の1科目として、「kintone」を採用した授業を行うことが決定している。
kintone講座のカリキュラムでは、就職活動相談アプリや講義欠席届アプリの作成といった、学生にも身近な題材で「kintone」の機能と使い方を学習する。それとともに、業種別での利用シーンの紹介から業務に沿ったアプリ作成など、実用的な「kintone」の活用方法を学んでいく。
11月からの「kintone専科」では、サイボウズの社員が講師を担当する。また、2024年度から講師を務めるHALの教員に向けた教育も行われる。
「kintone」を活用した次世代ITビジネス人材育成を目的とする講座は、これまでに17校の大学、専門学校、職業訓練校で導入されている。サイボウズでは、ノーコードによるシステム開発スキルと、ITを駆使した業務プロセス設計や業務改善力といったビジネススキルの両方を学ぶことができるように、kintone講座の開設を推進している。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア