RECCOOは、2024年卒学生を対象に実施した、就職活動に関するアンケート調査の結果を9月25日に発表した。同調査は、6月19日～7月9日の期間に行われ、1071名から有効回答を得ている。
調査対象者に、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、就職活動にどのような影響があったかを尋ねたところ、「ポジティブな影響があった」（20.9％）と「どちらかといえばポジティブな影響があった」（46.7％）を合わせた割合が67.6％に達した。
ポジティブな影響としては、「オンライン面接が多く、交通費や移動時間の心配がなかった」「移動がないため、1日にいくつも予定を入れることができた」「オンラインが多く、研究活動への影響が小さかった」「オンラインでインターンや面接に参加できて、留学中でも選考に参加できた」といった回答が寄せられている。一方、ネガティブな影響としては、「これといった経験をしておらず、ガクチカ作りに苦労した」「インターンなどでオフィス対面での実施が厳しくなり、会社の雰囲気がわかりにくい」といった意見が寄せられた。
内定を承諾した後に、内定を辞退することに対する意識を尋ねた質問では、「内定承諾後の辞退に抵抗がない」という回答が34.5％を占めている。また、実際に内定承諾後に辞退をしたことがあるかを尋ねたところ、「ある」という回答が30.5％に達した。
どのような思いで就職活動に臨んでいたかを尋ねた質問では、「効率よく就活を進めたい」という回答が44.9％を占めている。
就職活動における、各コンテンツの開催形式に対する希望を尋ねたところ、説明会では「オンライン」を希望する意見が約8割に達した。その他のコンテンツでも、「接点を持つこと」を目的とするものに関してはオンライン開催を希望する学生の方が多い。一方で、複数日程インターンといった時間をかけてアトラクト（魅力づけ）できるコンテンツでは、「対面」での開催を希望する学生が6割近くを占めている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか？
この記事をシェア