同朋大学は、同大学の数理・データサイエンス・AI教育プログラムが、文部科学省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」に認定されたことを、9月1日に発表した。同プログラムは学生の数理・データサイエンス・AIへの関心を高め、かつ、数理・データサイエンス・AIを適切に理解し、それを活用する基礎的な能力を育成することを目的としている。
文部科学省は、2025年度までにすべての大学生等が「数理・データサイエンス・AI」を履修できる環境を整備することを各大学に通知すると共に、優れた教育プログラムを開講する大学に「数理・データサイエンス・AI教育プログラム」を認定する制度を立ち上げた。
同大学の数理・データサイエンス・AI教育プログラムで身につけることができる能力は以下の通り。
- 情報端末やインターネットの存在が社会に及ぼす影響について考察し、インターネット上のさまざまな情報に対する倫理観の重要性について認識することができる。
- データを適切に読解・利用するための基礎的な数理的思考を身につけることができる。
- データ・AIの活用技術と活用事例を説明し、データサイエンティストの特徴が認識できる。
- データ・AIを活用する上で求められる倫理を理解し、データ駆動型社会におけるリスクや課題について考察することができる。
- さまざまなデータを適切に収集・加工・処理するための基本技術を身につけ、データを効果的に表現することができる。
- データの可視化と分析により統計的な解釈ができる。
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