別称・英語表記(Flip Teaching/Backwards Classroom/Reverse Instruction)
従来のプロセスを「反転」させた学習スタイル
生徒が家庭で学習内容を予習してから授業に臨み、授業では予習内容に基づいて演習問題を解いたり、議論を行ったりする学習方法。通常の授業→宿題というプロセスが逆転することから、この名称が用いられる。反転学習における家庭での予習には、タブレット端末やインターネットなどICT技術が利用されることが多く、反転学習のためのデジタル教材も数多く登場している。反転授業では、予習によって事前に知識を習得し、授業時間を知識の応用のために使えるので、学習意欲や学習効率の向上、知識の定着といったメリットがある。一方で、予習が適切に行われなければ、反転学習が意味を成さなくなってしまう。
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