マイナビは、2024年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した「マイナビ 2024年卒大学生 活動実態調査(7月)」の結果を、8月7日に発表した。同調査は、7月25日~31日の期間に行われ、2521名(文系男子:556名、文系女子:1044名、理系男子:463名、理系女子:458名)から有効回答を得ている。
調査結果によれば、2024年卒業予定の大学生・大学院生の7月末時点での内々定率は、前月比2.4ポイント増の81.9%だった。
平均内々定保有社数は前月と同じく2.5社で、企業の高い採用意欲を背景に6月同様、内々定率・平均内々定保有社数ともに高い割合で推移している。
調査対象者に、対面の就職活動でマスクを外して参加した活動について尋ねたところ「個人面接」(60.0%)がもっとも多く、「マスクを外したことはない」(27.3%)がそれに続いた。
SNSで企業に関する情報を探す際に、どのような投稿を参考にするかを尋ねた質問では、「SNSでの投稿を参考にしていない」(41.9%)が最多となり、「企業の公式アカウントによる投稿」(33.7%)が続いている。一方で、「知り合いではないが、その企業に関して投稿している就活生の投稿」(24.3%)や「就職活動をしている友人・知人による投稿」(11.3%)という回答もあった。
SNSなどでシェアされた企業に対するポジティブな投稿を目にしたことで、その企業に興味を持ったり選考を受けたりしたことがあるかを尋ねたところ、「興味を持ったり、選考を受けた経験はない」(56.9%)がもっとも多かったものの、「興味を持った」という回答も43.1%を占めた。「興味を持った」という回答のうち、「応募したことがある」は12.0%、「選考に進んだことがある」は5.6%、「その企業を入社予定先に決めた」は1.5%となっている。
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