KDDIとauペイメントは、全国の高等学校を対象に学園祭での支払い方法にスマートフォン決済サービス「au PAY」を利用できる、「キャッシュレス学園祭」の申し込み受け付けを8月1日に開始した。
「キャッシュレス学園祭」は、現金のやり取りが一般的な高等学校の学園祭において、支払い方法にスマートフォン決済「au PAY」を導入する取り組みとなっており、学園祭に参加する生徒はキャッシュレスでの決済の仕組みを学べる。また、リアルタイムで売り上げがわかるなど、普段は体験することのない出店者側のメリットも体験可能となっている。
学校側にとっては、現金の管理が不要になることによる校務の効率化や、生徒が現金を管理するリスクを低減できるといったメリットがある。
提供にあたっては、学園祭の出店店舗で「au PAY」が利用可能になるよう設定し、出店者となる生徒を対象に「au PAY」での決済方法や管理画面の操作方法、返金が発生した場合の対応などについて事前説明会を行う。一方、参加者となる生徒に対しては、「au PAY」の設定やチャージ方法などをサポートする。また、安心してスマートフォンを利用するためのサポートや、取り組みの事前告知のサポートなども行われる。
学園祭当日は、学園祭会場に「au PAY」ブースを出店し、来場者の「au PAY」の設定をサポートするとともに、「au PAY」残高へチャージができる「au PAY」ギフトカードを販売する。
学園祭実施後は、決済金額、決済者分析、決済回数といった詳細データを報告するとともに、全校生徒を対象に「キャッシュレス学園祭」を体験した感想についてのアンケートを行う。さらに、詳細データやアンケート結果をもとに、意見交換をする会を実施する。
そのほか、希望する学校にはお金について学べる金融教育授業を実施することも可能で、授業内容や実施時期、講師については都度検討の上で決める。申し込みや問い合わせは、専用フォームから受け付けている。
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