教育ネットは、同社の運営する教育ネット総合研究所が、教育ネットの支援する自治体の小学校、中学校の児童生徒を対象に実施した、「ネット利用における実態調査」の結果を8月2日に発表した。同調査は、2022年4月~2023年2月の期間に行われ、2万8930名から有効回答を得ている。
調査結果によれば、全学年でもっとも多く利用されているネットサービスは「YouTube」で、小学1年生では88%、中学3年生では98%を占めた。また、小学1年生~5年生までは「マインクラフト」がそれに続いているが、小学6年生からは「LINE」の利用率が「マインクラフト」を上回り、中学生では8~9割に達している。
「X(旧・Twitter)」や「Instagram」は、小学1年生~3年生では5%以下に留まるものの、学年が上がるにつれて利用率が上昇し、中学1年生では約3割、中学2年生では約5割、中学3年生では約6割を占める。一方、「TikTok」は小学1年生でも10%が利用しており、中学2年生までは「X」や「Instagram」よりも利用率が高いことが明らかになった。
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