博報堂教育財団は、第19回「児童教育実践についての研究助成」の応募受け付けを7月3日に開始した。応募の締め切りは10月31日。
「児童教育実践についての研究助成」は、「ことばの力」を育む研究と児童教育実践の質の向上を目的として、大学、研究機関および教育実践に関わる人を対象に、優れた研究を助成する。新しい視点を持つ研究成果が実践の場で反映・継続され、児童教育の基盤が充実していくことが期待される研究をおもな対象としている。
助成対象となる研究は、「ことばの力」を育む研究、および児童教育実践の質を向上させる研究(多様な場における教育実践の質を向上させる研究)で、研究対象を小・中学生とするもの。ただし、児童教育への反映が明確な場合に限って、幼児教育や高校生に関する研究も可としている。
なお「ことばの力」を育む研究には、以下のような内容が含まれる。
- 国語・日本語教育の諸分野における研究
- あらゆる学びの場におけることばの教育に関する研究
応募資格は、日本の学校・教育委員会に所属し、教育実践に携わる人(教員、指導主事、相談員、特別支援教育の支援員など)や、日本の大学・研究機関に所属する研究者(准教授、講師、助教、博士課程の院生など。教授やそれに相当する職は除く)。
1件あたりの助成金額は、1カ年助成が最大200万円、2カ年助成が最大300万円。
応募受け付け期間は7月3日~10月31日で、2024年2月下旬~3月上旬頃に採否が通知される。助成期間は2024年4月1日から1年間または2年間。
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