i-plugは、2024年卒業予定学生を対象に実施した、就職活動状況に関する調査の結果を2月21日に発表した。同調査は、i-plugが運営する新卒ダイレクトリクルーティングサービス「OfferBox(オファーボックス)」に登録している学生、および新卒採用を実施する企業に対して、1月25日~31日の期間に行われ、学生1945名、企業484社から有効回答を得ている。
調査対象の学生に、現在の就職活動状況を尋ねたところ、「活動中」が9割超を占めた。なお、2023年卒学生と比較して、大きな変化はみられない。
現在、もっとも選考が進んでいる企業における選考状況を尋ねた質問では、「選考過程」(45.9%)がもっとも多く、「内定承諾による活動終了」は2.7%に留まった。「内定承諾」は6.6%で、内定を保有しつつ就職活動を続けている学生の存在が推察される。
はじめて選考を受けた時期としては、「今後開始する予定」(22.5%)が最多となる一方、すでに選考を受けている学生が77.5%に達することが明らかになった。
どのような企業に魅力を感じるかを尋ねたところ(複数回答)、「社内の雰囲気がよい」(73.3%)、「給与、待遇がよい」(58.4%)、「完全週休2日制」(57.0%)が上位を占めている。
2023年卒学生に対する調査結果と比較すると、上位5つは同じ結果となった。
将来的な転職について尋ねた質問では、転職は「あり」という回答が71.5%に達している。
オンラインの就職活動についての意見としては、「全工程オンラインでよい」(31.4%)がもっとも多く、「最終面接は対面がよい」(30.5%)がそれに続いた。「全工程対面がよい」は4.0%に留まっている。
調査対象のうち、2024年卒学生の新卒採用を実施する企業に、就職活動の各段階におけるオンライン/オフライン形式の実施状況を尋ねたところ、「最終面接のみ対面で実施」(35.3%)が最多となり、「学生の希望によって決定」(16.3%)がそれに続いた。「すべてンライン」という回答は9.1%に留まっている。
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