ディスコは、2024年3月卒業予定の大学3年生(理系は大学院修士課程1年生含む)を対象に実施した、2月1日時点での就職活動の準備状況などに関する調査の結果を、2月14日に発表した。同調査は、2月1日~6日の期間に行われ、1170名(文系男子:351名、文系女子:363名、理系男子:301名、理系女子:155名)から回答を得ている。
調査対象者に、1日以内のプログラムも含むインターンシップなどへの参加状況を尋ねたところ、1日以内のプログラム参加は91.4%に達しており、参加社数は平均8.3社だった。2日以上のプログラムを含む全体の平均参加社数は11.0社で、そのうち、就職したいと思った社数は3.4社となっている。
2月1日時点の本選考受験状況ととしては、「本選考を受けた」という回答が68.2%を占め、前年同期を2.5ポイント上回っている。受験社数は平均3.5社だった。また内定状況としては、「内定を得た」が23.8%に達し、前年同期3.6ポイント上回っている。
志望企業の選考スケジュールの認知状況を尋ねた質問では、70.2%が本命企業のスケジュールを認識しており(「明確に知っている」と「なんとなくイメージできる」の合計)、内定取得予想時期は「3月後半」がもっとも多かった。なお、46.2%の学生が企業の動きを「早すぎる」と感じており、その割合は前年調査(39.3%)よりも増加している。
Uターン就職を希望する学生は29.2%(「ぜひ就職したい」と「どちらかというと就職したい」の合計)で、その理由としては「出身地・地元が好き/暮らしやすい」が最多となった。
働き方についての考えを尋ねたところ、「キャリアパスは自分で主導権を持ちたい」「幅広い業務を経験したい」「出世よりも自分のペースで働きたい」という傾向がある。勤務地については、「新しい土地に行ってみたい」と「ゆかりのある土地で働きたい」の割合は拮抗している。
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