ベネッセホールディングスとソフトバンクの合弁会社Classiは、学習支援プラットフォーム「Classi」にて、新機能「Classiポートフォリオ」の提供を4月10日に開始した。
「Classiポートフォリオ」は、今後の大学入試で必要になる学習記録データ(eポートフォリオ)の蓄積をはじめ、生徒が日々の学校生活の中で得た学びや気づきをスマートフォンやタブレット端末などで記録しながら、主体的に学ぶ力を育成する。
学習計画・学習活動、主体的・対話的な深い学び(探究など校内での研究活動やフィールドワークなど)への取り組み、部活動・ボランティア活動などの課外活動、取得資格・検定・表彰、日々の気づきのメモなど、学校生活でのさまざまな記録が蓄積される。
さらに、校内テストや進研模試など外部テストの結果や、先生や友人からのフィードバックなど、生徒に関するあらゆる記録を一元管理できる。
ほかにも、教育と探究社が提供する「クエストエデュケーション」との連携にも対応しており、スポーツ、医療、ビジネス、グローバルなど、さまざまな分野の第一人者の人生を教材にした「The Vision(ザ・ビジョン)」や、身近な地域の社会問題の解決に取り組む「ソーシャルチェンジ」といったプログラムを「Classi」上で配信し、ポートフォリオを活用しながら生徒の主体的・対話的で深い学びの実践や、キャリア教育へつなげていく。
なお、2019年度大学入試からは、高大接続ポータルサイト「JAPAN e-Portfolio」との連携も計画している。
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