学生が社会に出る際に必要なコミュニケーション力を身につけるため、教育機関ができることは何か?
社会で必要なコミュニケーション力と、その育て方とは? 第3回
これから社会に出る大学生に求められるコミュニケーション力とはどのようなものなのか、そして、その「力」(スキル)をいかに伝え、トレーニングしていくのかを、ひも解いていく連載の第3回をお届けします。前回は、4つの類型に分けて、高校卒業時のコミュニケーションの力を整理しました。今回はいよいよ、コミュニケーションが不得意な学生が社会に出るまでに、得意とは言わないまでも、相手の話を聞ける、そして、それに対応する形で自分の意見を話せるようになるために必要なアプローチを紹介します。アプローチには、個人として学んでもらうことも多いのですが、学生たちを預かる「場」として、教育機関にしかできないこと、やらなければならないこともあります。今回は双方を紹介します。
この記事は参考になりましたか?
- 社会で必要なコミュニケーション力と、その育て方とは?連載記事一覧
-
- 社会で活躍するために必要な能力、企業と学生の認識にはギャップあり! 経産省の調査から読み解...
- 学生が社会に出る際に必要なコミュニケーション力を身につけるため、教育機関ができることは何か...
- 高校卒業時の学生が抱えがちなコミュニケーションの課題とは? 4タイプに分けて解説
- この記事の著者
-
坂本 聰(サカモト サトシ)
1996年、一橋大学商学部卒業後、ヤマトシステム開発株式会社にSEとして入社。大学時代やビジネスパーソンとしてさまざまな経験を積む中で、「思考力」や「コミュニケーション力」の重要性を痛感し、子どもたちの「能力」を伸ばせる学校以外の学習の場を設けたいと構想。1999年、同社退職と同時に国語指導をベー...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事をシェア