モノグサは、同社の学習プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」が、山川出版社よりライセンスを受け、「Monoxer」上で『山川一問一答シリーズ』の日本史、世界史、地理、現代社会、倫理、政治・経済を、導入教室に向けて2023年4月1日より提供開始することを、8月22日に発表した。
「Monoxer」は、塾・予備校や学校現場において、生徒の記憶定着を支援するためにさまざまな教科・用途で活用されている。
この度「Monoxer」にて、導入教室向けに山川出版社の「一問一答シリーズ」の販売を開始する。これにより、網羅的かつ効果的な日本史、世界史、地理、現代社会、倫理、政治・経済の対策が可能になる。同シリーズを「Monoxer」に搭載することで、定期試験対策から共通テスト、一般入試まで、すべての高校生の社会科目の対策に活用できる。
暗記分野が多い社会科目では、憶えられていないことや忘れている苦手分野を中心に学ぶことが重要だが、生徒や教員だけで学習内容を記憶状況に合わせて調整するには多くの労力が必要となる。
「Monoxer」は生徒の正誤状況や忘却予測を踏まえて問題を出題。生徒一人ひとりに最適な量・順序・頻度で一問一答を繰り返し出題することで、効率よく・確実に記憶することが可能になる。教員は、日々の学習状況を可視化することで生徒への学習フォローが容易に行える。
また「Monoxer」では、学習計画機能により計画的な記憶定着を目指すことができる。これにより、学習した内容を忘れて同じ範囲を一から学習するような非効率な学習を防ぐこと可能となる。
なお、9月3日には「『思考力』重視の社会科共通テスト対策~Monoxerを使った一問一答の有効活用~」をテーマとしたWebセミナーが開催される。セミナーでは、モノグサ株式会社 代表取締役CEOの竹内孝太朗氏が、社会科共通テストの対策を考えている教員や、「思考力」を鍛える方法を試行錯誤している教員、「Monoxer」をより深く活用したいと考えている教員などを対象に、以下の内容で講演を行う。
- 「思考力」重視の社会科共通テストの実際
- 社会科共通テストで必要とされる「思考力」を鍛える方法について
- 知識事項の効果的な定着方法
- 共通テストに向けて一問一答をどう使うべきか、など
開催日時は9月3日の11時~12時で、参加費は無料。参加には専用ページから事前の申し込みが必要で、締め切りは9月2日の13時となっている。セミナーはZoomを使用して行われる。
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