レスポンは、同社が提供するリアルタイムアンケート・出席管理システムである、教育機関向け「respon(レスポン)」に「登校情報API」機能を追加し、3月28日に提供を開始する。
「登校情報API」は、新型コロナ禍で“学校に登校する”という前提が大きく変わり、受講生全員がオンラインで受講する授業や、ハイブリッド形式の授業を実施する学校が多くなったことから、学校での滞在時間が必ずしも授業の出席時間と同じにはならず、ICカードによる記録だけでは登校情報の確認が困難になったことから開発が開始された。
同機能を使用することで、学生・生徒の「その日の最初のresponの提出時間」と「その日の最後の提出時間」を含むCSVの生成が可能になり、学生・生徒が一部の授業を教室で受講して、一部の授業をオンラインで受講していた場合でも、提出時間情報からその日何時間受講していたかを把握できるので、「メタ」登校情報の出力を実現する。
出力対象の学生・生徒を絞ることも、全員を対象とすることも可能で、生成するCSVは一般的な入館管理システムと同様のフォーマットになっているため、既存の学内システムにも容易に組み込める。また、登校情報を保護者へ通知するサービスへの組み込みや、ICカードで取得したリアルな登校情報と「respon」のメタ登校情報の組み合わせによる、学生・生徒の出席状況についてのきめ細かな分析にも対応している。
すでに教育機関向け「respon」を利用している場合は、ライトプランを除いて「登校情報API」を無料で利用できる。
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