DPI日本会議は、第6回DPIインクルーシブ教育推進フォーラム「世界のインクルーシブ教育の流れを地域へ!―現状と課題を考える―」を、3月5日にオンラインで開催する。
障害者権利条約の国内での実施状況を監視する、国連障害者権利委員会による日本政府との建設的対話(審査)が、今年8~9月の会期に予定されており、日本政府に対して総括所見が作成されようとしている。
本フォーラムでは、そうした歴史的な節目を迎える中、改めてインクルーシブ教育を実現するために何が課題なのかを考えていく。
基調講演では、インクルーシブ教育の研究者でアメリカでの生活の経験もある、LITALICO研究所 所長の野口晃菜氏をゲストに迎える。就学前の現状も含めた、アメリカのインクルーシブ教育の状況が解説される。
続いて行われるシンポジウムでは、東京の小学校に通う知的障害を持つTさんと保護者、全日制都立高校に通う関めぐみさんと保護者が、学校生活の様子や楽しいこと、課題などを紹介する。そこから、現状と課題を整理していく。
開催日時は3月5日の13時~16時30分で、Zoomを使用して行われる。なお、PC文字通訳、手話通訳、点字資料、テキストデータの情報が保障されている。参加費は無料(寄付も募集されている)。
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