DMM.comが運営するオンライン英会話サービス「DMM英会話」は、「世代別の英語学習」に関する調査結果を12月5日に発表した。同調査は11月16日~19日の期間、18歳~60代までの男女1501名を対象にインターネット調査で行われている。
調査対象のうち、18歳~29歳のデジタル社会に適応した新しい価値観を持つ「ミレニアル世代」は、「英語を学びたいと思いますか?」という英語学習への意欲を尋ねた質問に対し、31.9%は「とても思う」と回答(他の世代では19.7%)し、英語の必要性を強く実感していることが明らかになった。
ミレニアル世代は、英語を学びたい理由として「仕事やキャリアアップで有利になるから」をもっとも多く挙げており(58.7%)、その他の世代でもっとも多かった「趣味が広がりそうだから」(51.7%)とは異なる傾向を示している。
「日常で英語に触れる機会はありますか?」という質問では、ミレニアル世代の17.9%が「ほぼ毎日英語に触れる」と回答しており、その他の世代(0.9%)と比較して日常的に英語に触れる機会が約20倍であった。また、ミレニアル世代の半数以上(52.4%)が、「週に1~2回」以上英語に触れている、と回答している。
英語に触れる機会が週に1~2回以上あるという人に、どのような形で英語に触れるかを尋ねたところ、ミレニアル世代では「洋楽を聴く」(36.7%)がもっとも多く、その他の世代でも「海外ドラマ・洋画を観る」(43.1%)に次いで「洋楽を聴く」が多かったことから、洋楽が幅広い世代にとって英語に触れる機会になっていることがわかる。
一方、ミレニアル世代は他の世代と比較して、「海外インフルエンサーのSNSをフォローしている」「ハッシュタグで英語を使う」割合が2倍以上に達しており、SNSがミレニアル世代の英語との接点の1つになっていることがうかがえる。
そのほか、留学経験やその予定を尋ねた質問でも、ミレニアル世代が他の世代よりも留学経験/留学への関心が高い、という結果となった。
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