LITALICOは、発達障害の子どもを支援するiOS/Android向けアプリとして、音声で意思を伝えるのが難しい子どもをサポートするコミュニケーションツール「えこみゅ」と、ことばの理解を楽しくトレーニングできるパズルゲーム「どうぶつまるカード」を、4月に世界150以上の国と地域に向けてリリースした。
「えこみゅ」(海外タイトル:Card Talk)は、発達上の困難によって、音声を発して意思を伝えるコミュニケーションが苦手な子どものためのコミュニケーションアプリ。イラストカードを使って音声でのコミュニケーションを代替し、子どもの特性に合わせたコミュニケーションを可能にする。
日常生活で意思を伝えるのに必要な動作やモノの名前など、200種類の音声付きカードを用意し、発語が苦手な子どものコミュニケーション支援を行う。また、好きな写真を選んで録音すれば、オリジナルの音声付きカードを作成できる。
「どうぶつまるカード」(海外タイトル:Round Card Animals)は、発語に課題のある子ども向けの、イラストカードを用いた指導を応用した、ことば学びを育むパズルゲーム。同じもの同士をぶつけるマッチングから始まり、意味、呼び方(音)、文字(形)の関係を学習できる。大人も楽しめる全30ステージを用意している。
「えこみゅ」「どうぶつまるカード」ともに、対象年齢は3歳からで、価格は無料(「どうぶつまるカード」は一部アプリ内課金あり)。4月25日の時点で7言語に対応しており、対応言語は順次追加を予定している。
【関連リンク】
・LITALICO
・「えこみゅ」
・「どうぶつまるカード」
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