レッスンを進めると初心者でも7種類のゲームをつくれる
「ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング」のモードは大きく2つにわけられ、未経験の人でもナビゲーションに従って操作をするだけでいろいろなゲームをつくることができる「ナビつきレッスン」と、オリジナルのゲームを自由につくれる「フリープログラミング」が用意されています。また、つくったゲームをインターネット上で公開したり、ほかの人がつくったゲームをダウンロードしたりして遊ぶことも可能です(いずれも有料サービスであるNintendo Switch Onlineへの加入が必要、近くにいる人同士であればローカル通信にも対応しています)。
ナビつきレッスンには7つのレッスンが収録されており、それぞれを進めることによってジャンルの異なる7種類のゲームが完成するとのこと。今回筆者は1番目のレッスン「二人対戦! おにごっこバトル」を体験しました。このレッスンは、さらに7つのステップにわかれています。順番にクリアし、対戦型のおにごっこゲームをつくっていきます。
「何をすればいいのかわからない」がなくなる丁寧なガイドつき
レッスンの案内役は「ボブ」というキャラクターが担当。一つひとつの操作を順番に教えてくれるので、次に何をすればいいのか迷うことはありませんでした。なお、プログラミング画面では、Nintendo Switchの画面を直接タッチして操作できます。TVモードの場合、コントローラーでの操作のほかに、Nintendo Switchドックに市販のUSBマウスを接続することでプログラミングをすることも可能です。
本作では「ノードン」と呼ばれるキャラクターを組み合わせてつなげていくことで、プログラミングを行います。ボブの指示に従い、まずステップ1では「ヒトノードン」をプログラミング画面に配置しました。この状態で実際のゲーム画面を見てみると「ヒト」が登場したことがわかります。ただし、このままではヒトを操作することはできません。プログラミングを体験したことがある方はおわかりかと思いますが、画面に配置した「モノ」を動かすためには、プログラミングで指示を与える必要があるのです。
そこで登場するのが「スティックノードン」。ヒトノードンとつなぐことで、コントローラーのスティックを操作したときの動きを設定できます。ここも指示に従って「スティックを左右に動かすとヒトも左右に動く」というプログラムを簡単につくることができました。
このようにノードン同士をつなぐプログラミングにより、コントローラーの操作によって画面上のモノを動かすことができます。