ファームフェスは、小学校農場教育サービス「小学校ファーム」の第1弾として、7月に目黒区立小学校の「小学校ファーム」を設立、10月に専用Webサービス「小学校ファーム通信」の提供を開始した。
「小学校ファーム」は、近隣に広い農地のない東京都内の小学校が、郊外の農園に学校の名前を付け、擬似的に農地を所有可能なサービス。学校ごとに特設Webページ「小学校ファーム通信」を提供し、児童は同ページを通じて農作物が育つ様子を観察したり、コメント機能を使って農場を管理する農家とコミュニケーションできる。
月に1回、農場解放日を設けているので、児童が保護者とともに農場へ行って、農作物の世話をしたり、育つ様子を観察したりすることも可能になっている。
児童が自ら種まきをした野菜の成長記録を、毎月Web上で確認することで、種まき~収穫のストーリーを継続して体験できる。また、Web上では農作物や農業に興味を持ってもらえるよう、農家から「食」に関する動画などのコンテンツ配信も行っている。
今期の「小学校ファーム」では、7月に児童たちが植え付けをした有機栽培のニンジンが11月に収穫期を迎えるにあたり、同時期に農場内で収穫されるじゃがいも、玉ねぎとともに「八ヶ岳カレー」として給食で提供する。同日は、児童だけでなく農場を管理する農家も一緒に給食を食べ、収穫までのストーリーをより身近に感じられるようにしている。
今後は、サービスの提供を全国に拡大していく。
【関連リンク】
・ファームフェス
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア