駿台学び財団が設立、教育の地域格差解消を目指し支援

　駿河台学園グループのICT部門を担うエスエイティーティーは、一般財団法人駿台学び財団の設立を、5月19日に発表した。SDGs17の目標の1つである「質の高い教育をみんなに」の達成に貢献し、日本国内において懸念される、都市部と地方における教育環境格差等解消への一助となることを目的としている。

　同財団では、地域間の教育環境格差等を是正すべく、離島や遠隔地などの主に地方に所在する学校におけるICT教育設備等の拡充支援と、進学を目指す熱意のある学生・生徒に対し、経済的支援を行う。

　学校に対しては助成金として、個人に対しては返還義務のない奨学金給付として、地域社会への貢献を目指す。教育環境が整い、学業に専念できる環境等の整備を支援することにより、社会に貢献する人材の育成や、国内の教育振興に寄与していく。