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2020年度の大学中退者、約半数が奨学金受給・留年していることが明らかに

 ジェイックは、同社が運営する中退者向け就職支援サービス「セカンドカレッジ」の受講生を対象に実施した、2020年度中退者アンケートの結果を5月13日に発表した。同調査は、2020年4月1日~2021年3月31日の期間に行われ、573名から回答を得ている。

 調査結果によれば、2020年度の奨学金受給率は48.6%だった(日本学生支援機構が行った「平成30年度学生生活調査」による大学生の奨学金受給率の平均は47.5%)。

 調査対象者に、留年をしているかを尋ねたところ、「留年(確定)した」という回答が約半数に達している。

 中退の理由としては、「留年したから」(27.2%)がもっとも多く、「授業内容に興味が持てなかったから」(21.5%)がそれに続いた。

 大学に進学した理由は、「なんとなく・親や先生に言われて・進学するのが当たり前だと思った」(40.3%)が最多となっており、明確な理由がなく大学等に進学し、授業に興味が持てず留年して、そのまま中退するケースが多いと考えられる。

 中退した後に、就職しようと思った理由・きっかけを尋ねた質問では、「自立したい」が40.3%、「親孝行・親を安心させたい」が24.9%となっている。

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https://edtechzine.jp/article/detail/5685 2021/05/18 17:20

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