カスペルスキーと静岡大学教育学部の塩田真吾研究室は、おもに中学生を対象にしたセキュリティ啓発教材「ネットの『あやしい』を見きわめよう」の無償ダウンロード提供を、10月18日に開始した。
「ネットの『あやしい』を見きわめよう」では、学校の1コマの授業で実施できるよう、教材一式が用意されており、生徒が使う各カードの表面にはインターネット利用時に身近で起こり得る状況が記載され、裏面にはその具体的なスマートフォン画面が提示されている。
生徒は、その画面内容が怪しいか、怪しくないかを判断し、グループでディスカッションする。一方、教員は説明スライドに沿ってカードに記載された気をつけるべきポイントを説明しながら答え合わせを行う。
ワークシートには、個人情報が流出した場合に、どのようなトラブルが起こるかを考えさせる項目を設けており、生徒は授業を通じてインターネットを安全に利用するための判断力を身につけられる。さらに、OSを常に最新の状態にすることや、セキュリティ対策ソフトを利用することの重要性も学べる。
教材の実施時間は約50分で、生徒用はカード(1組5枚、「アプリ編」「ネット編」の2セット)、ワークシート、カード台紙、教員用は教材指導案と説明スライド。
【関連リンク】
・カスペルスキー
・静岡大学教育学部・塩田真吾研究室
・「ネットの『あやしい』を見きわめよう」
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