千葉工業大学は、新型コロナウイルス感染防止対策の一環として、同大学に通う約1万人の学生のうち希望者と教職員に、無料で唾液PCR検査(簡易版)を実施することを、10月8日に発表した。
同大学では、新型コロナウイルスに対する感染拡大防止策として、前期授業についてはオンライン中心の授業を実施し、緊急事態宣言解除後からは、一部科目の対面授業を行ってきた。後期授業については、オンライン授業も併用しつつ、全学科で対面授業の再開を決めている。今回のPCR検査は、学生、教職員の健康と安全を守るため、できる限り早く陽性者を確認し、学内での感染拡大を防ぐと同時に、陽性が確認された場合、早期治療につなげることを目的としている。検査費は全て大学が負担し、検査をしていなくても対面授業は受けられ、学内での活動は制限されない。
なお、すでに後期授業開始以前に集団生活を営んでいる寮生約350人が同検査を実施しており、10月7日時点で陽性者は確認されていない。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア