セーファーインターネット協会は、誹謗中傷情報対策のタスクフォース「誹謗中傷ホットライン」を設置し、6月29日から被害者相談の受け付けを開始した。
「誹謗中傷ホットライン」では、インターネット上で誹謗中傷被害を受けている個人の被害者から、誹謗中傷情報が掲載されたサイト情報などの相談を受け付け、内容を確認した上でコンテンツ提供事業者やプロバイダなどに各社の利用規約に基づいた削除などの措置を依頼する。
相談の受け付け対象は立場の弱い個人が対象で、原則として本人からの相談のみとしている。なお、被害者が児童または就学中の場合は、保護者や学校関係者からの相談も受け付け、同ホットラインのWebサイトに設置された相談フォームから、「削除を求める投稿についての説明」や「対象投稿を特定するための情報(投稿のURLなど)」といった必要事項を記入して、相談内容を送信できる。
ほかにも、投稿の削除や発信者情報の開示に関して対応に苦慮しているプロバイダからの相談に応じ、適正で迅速な削除や任意開示の促進に寄与していく第三者機関の設置に向けて、専門家で構成される「権利侵害投稿等の対応に関する検討会」を設置する。
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