スタディプラスは、同社が提供する生徒の学習データを集約する「Studyplus for School」において、ティエラコムが提供する学習システム「ビットキャンパスタッチ」との提携を決定したことを、6月15日に発表した。
今回の、スタディプラスとティエラコムの業務提携は、学習塾における講師の効果的な学習管理のサポートを目的としており、この提携によって「ビットキャンパスタッチ」の学習記録が自動で「Studyplus for School」に取り込まれるとともに、デジタル教材・紙教材に限らず複数の教材の学習進捗を「Studyplus for School」で管理できるようになる。
また、生徒が学習管理SNS「Studyplus」を使って、自宅学習を含む学習進捗を記録することで、講師は生徒の学習状況を容易に把握することができ、学習計画の達成状況の管理や、計画へのアドバイス・修正などをオンラインで実施できる。
今回の提携に基づく、「Studyplus for School SYNC」と「ビットキャンパスタッチ」のデータ連携は、8月中の開始を目指す。また、データ連携に先駆けて、6月23日に開催されるEdTechオンライン展示会「EDX EXPO」では、「ビットキャンパスタッチ」活用事例の紹介を予定している。
このほか、新型コロナウイルス感染症の影響による、教育業界でのオンライン指導の重要性の高まりを受けて、「ビットキャンパスタッチ」を導入する教育・研修機関に対して、「Studyplus for School」を6月~9月末の期間に無償提供する取り組みを、両社が共同で開始する。
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