米Arubaは、文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」の実現を支援する「Arubaアカデミックソリューション」の提供を、4月13日に開始した。
同社の製品は、文部科学省が公表した校内LAN構築業務標準仕様を早期に実現するとともに、将来的なICT教育の進化や国際教育交流にも対応可能な環境を構築できる。
同社の教育現場向け無線LANアクセスポイントは、端末が多い環境で高いパフォーマンスを実現する次世代規格であるWi-Fi6(IEEE802.11ax)に対応しており、エンタープライズ向けのコントローラを内蔵しているのでパフォーマンスに優れており、ローミング制御に対応するなど授業の進行を阻害しない。また、日本語対応GUI、アプリ可視化、不正アクセスポイントの検出、無線LAN利用時間スケジューリング機能、WPA3対応セキュリティ機能、クラウド管理にも対応している。
さらに、教育委員会など地区センターから、クラウド経由でネットワーク可視化、一元管理が可能なので、運用負担やコストを抑えられ、人材不足にともなう問題を解消できる。また、生徒や教職員のセキュリティを強固に守りつつ、学術交流を可能にするゲストWi-Fiの提供や、災害時などに地域住民に無線LANを開放する機能も用意している。
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