COMPASSは、発行済みの全株式を小学館に譲渡し、小学館の関連会社となったこと、および関連会社化にともなって経営体制を変更したことを、2月28日に発表した。
今回の小学館による関連会社化は、同社がより多くの学習者により多くの学びのシーンで利用してもらえるよう、サービスの迅速な拡充ができる体制を構築すべく、さまざまな可能性を模索していた中、小学館が保有する教材およびコンテンツといった経営資源を最大限に活用することで、新規教材開発などのサービス拡充を加速させることが可能になると判断したことによって実現している。
株式譲渡にともない、神野元基氏は1月1日付でCOMPASSの代表取締役CEOを退任し、新たに小川正幹氏が就任する。小川氏は、COMPASS創業以来、取締役CTOとして同社のAI型教材「Qubena(キュビナ)」の開発を牽引しており、同社は今後「Qubena」の新規教材開発を主とした迅速なサービス拡充と、新たな学習体験の創造を目指す。
なお、神野氏はCOMPASSのファウンダーとして、「公正に個別最適化された教育」を全国に普及させるエヴァンジェリストとして活動してしていく。
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