ライフイズテックが4月11日に開催した、全国の女子高生を対象にしたITワークショップ「Code Girls」において、米BSA | The Software Allianceのプレジデント兼最高経営責任者・ビクトリア A. エスピネル氏が、女性エンジニアのキャリアやIT業界の展望について講演を行った。
「Code Girls」は、IT企業や団体と連携して、実際に働く女性エンジニアの講演などを通じて、女子中学生・高校生がIT業界に興味を持つきっかけを提供するワークショップ。4月11日のワークショップでは、11名の女子高生がiPhoneアプリの開発を学ぶとともに、エスピネル氏の講演を聴講した。
エスピネル氏は、女子高生に対して「急成長しているソフトウェア産業は、多くの産業のイノベーションに貢献しているものの、深刻な人材不足に直面しています。私は、女性がソフトウェア開発のプロセスに関わることで、より革新的な製品が生まれると考えています。ソフトウェアは、コミュニケーションの取り方やビジネスの進め方など、ありとあらゆる物事を変えます。それを開発する現場には、今後も多様な視点が必要です」と語っている。
また、ライフイズテックにおける「Code Girls」のディレクターである西村諭美氏は、「女性向けサービス需要の高まりを背景に、女性エンジニアに対するニーズは確実に増加しています。Code Girlsが、女子中高生がITに興味を持つきっかけとなり、彼女たちのキャリアの選択肢が増えることに期待しています」と語った。
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・BSA | The Software Alliance
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