プログラミング学習システムを開発するプログラぶっくは、「順次」「フラグ」「反復」「分岐」「2重ループ」などプログラミング的思考を養える書籍『プログラミングをわが子に教えられるようになる本』(フォレスト出版)を監修した。本書は12月17日より全国販売を開始し、税別価格は1980円。
『プログラミングをわが子に教えられるようになる本』は、保護者や学校の先生を対象に、プログラミング経験やコンピューターの知識がなく、またパソコンとタブレットを持っていなくても、幼稚園から小学生の子どもたちに自らプログラミングの基礎を教えられるようになる書籍。本書とスマートフォンだけで、「順次」「フラグ」「反復」「分岐」「2重ループ」など、プログラミングの基本的思考を学ぶことができる。
また、本書のベースとなっている「プログラぶっく」は、カード型プログラミング学習サービスで、プログラミングを学ぶ前に覚えなければならないこと(パソコンの操作方法やアプリ・ロボットなどの使い方、使用するプログラミング言語の仕様など)を減らし、プログラミングに集中できる内容となっている。なお、「プログラぶっく」の主な特徴は以下の通り。
「プログラぶっく」の特徴
- 課題の書かれた本やプリント、命令チップ(プリントされたプログラム)を使ってプログラミングが学べる。
- ビジュアル型プログラミング言語の「Scratch(スクラッチ)」を学習するための入門編や副教材として、プログラミングに必要な考え方を育てることが可能。
- 小学生以下の子ども(4歳から12歳まで)が能動的に学習できる。
- 教える側である保護者や先生は専門知識が不要で、プログラミングができなくても子どもに教えられる。
- システムはプラグイン方式のため、スマートフォンやタブレットなどで結果動画を確認できるほか、プログラミングした動作をロボットや音楽・音声などでも再現可能。
- グループ学習に適しているため、さまざまな考え方についてコミュニケーションを取りながら学ぶことができる。
- パソコンを長時間見ることがないため、目にも優しい。
また、「プログラぶっく」を通して「順次」「繰り返し」「分岐」といったプログラミング構造の三大要素が学べる。さらに、「2重ループ」「マルチタスク」「フラグ制御」「サブルーチン」などのさまざまなプログラミングの要素も体験できる。
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