マーケティングリサーチ会社のアスマークは、全国20~50代の男女(3歳~小学生の子どもと同居、 同居子どもがゲームで遊んでいる)を対象に実施した「ゲームと子どもに関するアンケート調査」の結果を、11月27日に発表した。
同アンケートは、10月10日~10月15日の期間にインターネット上で実施され、450名より有効回答を得ている。
小学校就学前の子どもにとって、ゲームとは「スマホのアプリ」を指す
8割以上の未就学児は、スマホアプリのゲームで遊ぶことに好意的であることが分かった。小学生未満の子どもは、スマホに触れる時期が早いことから、「ゲーム=スマホアプリ」という考えが、一般化されていくのではないかと推察される。
子どもとのコミュニケーションツールとしてゲームをする父親
また、母親よりも父親の方が子どもと一緒にゲームをすることが多く、ゲームを通して子どもとコミュニケーションを図っているものと考えられる。しかし、子どもが小学校高学年になると、その傾向は薄れ、子どもだけで遊ぶようになる。また、母親は楽しいだけのゲームに対して、ネガティブな印象を持っていることも分かった。
親が遊びながら学べるゲームに期待することは、子どもの「発想力の向上」
さらに、「知育玩具のような、遊びながら学ぶことのできるゲームをお子さまに与える場合、どのようなことに期待しますか」と質問をしたところ、3歳から小学校低学年以下の子どもに対して、多くのことを期待する保護者の様子が見受けられた。
特に、「発想力を高める」(83.3%)ことへの期待が最も高く、次いで「問題解決能力の向上」(78.7%)、そして「集中力の持続」(78%)に期待しているなど、僅差で回答が続いた。父親よりも母親の方が、ゲームからより多くの効果を期待しており、父親は「楽しめること」、母親は「教育の一環」としてゲームを捉えていることが分かった。
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