IOST/IOS財団は、大学・教育機関向けの「ブロックチェーン無償教育プログラム」に、ブロックチェーン技術を活用したプロダクト開発を行うPHIが新たにパートナーとして参加したことを11月19日に発表した。
IOST/IOS財団は、日本での活動開始当初から、地方でのブロックチェーン技術の理解と潜在的な開発者の育成に力を注ぎ、大学・教育機関でのワークショップやプログラミングハンズオンの提供を行ってきた。
「ブロックチェーン無償教育プログラム」では、これまで山口大学 工学部、大阪産業大学 デザイン工学部 情報システム科、レロッシュ大学(スイス)など7大学・専門学校で実施され、約300名の学生が受講している。
本プログラムではIOST/IOS財団に加え、法律事務所ZeLo・外国法共同事業や、スマートコントラクトを使ったブロックチェーンアプリケーションの開発などを行うエバーシステムがパートナー企業として参画していたが、今回新たにPHIが参加。
PHIは、近畿大学生が立ち上げたブロックチェーン開発のスタートアップ企業。自社サービス開発、受託、コンサルティングを行うほか、ブロックチェーン技術を活用した働き方改革を実現するプラットフォーム「GUILD」を開発中で、GUILDプロジェクトは、国内インキュベーターからシードラウンドの資金調達を完了している。
なお、法律事務所ZeLo・外国法共同事業が法律・法規制のワークショップを担当し、エバーシステムとPHIが開発・技術のワークショップ・ハンズオンを担当する。
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