Classiは、同社のアドバイザーとして、AI技術の1つであるベイジアンネットワーク研究の権威であり、電気通信大学大学院教授の植野真臣氏を招聘したことを、2月26日に発表した。
植野氏は、修士課程にて教育学を学んだ後、博士課程では統計学の研究室に進み、ベイジアンネットワークの研究で博士号を取得している。平成12年にはeラーニングシステム「Samurai」を開発し、詳細な学習履歴データを大量に蓄積し、機械学習を用いてアダプティブに学習支援を行うシステムとして、eラーニングの国際学会「E-Learn」にて3回の論文賞を受賞した。
同氏はeテスティングの提唱者でもあり、eテスティングは情報処理技術者試験や医学系共用試験に採用され、関連論文は平成30年に電子情報通信学会論文賞を受賞したほか、『IEEE Transactions on Learning Technologies』にも多数掲載されている。
そのほか、人工知能の世界的カンファレンスであるAAAI(アメリカ人工知能学会:Association for the Advancement of Artificial Intelligence)、IJCAI(国際人工知能会議:International Joint Conference on Artificial Intelligence)にて長年Program Committeeを務め、「IEEE ICTAI」で論文賞を受賞するなど、世界最先端の研究者の1人である。
Classiは今後、植野氏の協力のもと、アダプティブラーニングをはじめとする、人工知能を活用した新たな学習手法の研究・開発をさらに進めていく。
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