学研プラスは、初音ミクなどのボーカロイド曲で勉強できる参考書「ボカロで覚える参考書」シリーズとして、『MUSIC STUDY PROJECT ボカロで覚える 高校英単語』『MUSIC STUDY PROJECT ボカロで覚える 高校日本史』『MUSIC STUDY PROJECT ボカロで覚える 高校世界史』を、2月22日に発売した。いずれも音楽CD付きで、税別価格は2100円。
「ボカロで覚える参考書」高校生版に付属している音楽CDには、それぞれ12曲分の楽曲が収録されており、楽曲制作は、ナユタン星人さん、れるりりさん、40mPさん、八王子Pさん、sasakure.UKさん、ピノキオピーさん、くらげさん、ぬゆりさん、Mitchie Mさんといった、著名なボカロPが担当。また、各曲にはアプリやインターネット経由で視聴できるミュージックビデオを用意する。
音楽クリエイターたちが本気で制作した覚えやすいメロディ曲を聴き流したり、イメージがふくらむハイクオリティな映像を見たりするだけでも、いつの間にか頭に刷り込まれてしまうため、スキマ時間での学習に適している。
また、受験生だけでなく、大学生や大人の、教養としての英語や歴史の学び直しにも使える。
『MUSIC STUDY PROJECT ボカロで覚える 高校英単語』は、過去の入試問題を徹底分析し、本当に「出る」単語・熟語を厳選して、それらを歌にまとめている。また、「語源でまとめて覚える」「間違えやすい単語」「ゴロで覚える」など、覚えやすいさまざまな手法を収録するほか、「入試に出る会話表現」「英文法の総復習」なども収録する。
なお、付属の音楽CDには、ボーナストラックとして米津玄師さんが過去に「ハチ」名義で制作した「Donut Hole」(「ドーナツホール」English ver.)を収録している。英語版の歌詞は、CircusPさんが担当した。
『MUSIC STUDY PROJECT ボカロで覚える 高校日本史』および『MUSIC STUDY PROJECT ボカロで覚える 高校世界史』は、時代や地域ごとに流れをおさえることが可能で、その単元の勉強を始める際にざっくり全体の流れを俯瞰し、幹となる部分を理解するのに適する。
日本史の江戸時代の徳川15代将軍の一気覚えや、世界史の中国史の王朝名の一気覚えなど、歌で覚えるのが効果的な定番要素も盛り込んでおり、中学版をはるかに超える用語数を歌にしているほか、ビジュアルを覚えておきたい文化史などは、イラストや写真をふんだんに動画にちりばめている。
なお、上記3冊に収録される全36曲の試聴動画を、YouTubeとニコニコ動画で公開した。さらに、『MUSIC STUDY PROJECT ボカロで覚える 高校世界史』収録の『Chaotic Love Revolution』(作詞・作曲:ポリスピカデリー)は、フルバージョンを公開している。
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