シンドバッド・インターナショナルが運営する「大学受験専門・家庭教師メガスタディオンライン」は、ニューロスカイとの提携による、フィンランド式学習メソッドである脳波解析ツール「Effective Learner(エフェクティブ・ラーナー)」を用いた共同実証実験を、2月1日に開始した。
「Effective Learner」は、フィンランドの教育イノベーションファームEDAFINと、ニューロスカイの脳波テクノロジーのコラボレーションによって開発された新しいフィンランド式学習支援メソッドで、同国の学習ツール認定機関「KOKOA」の認定を受けた脳波解析ツール。
今回の共同実証実験では、「家庭教師メガスタディオンライン」で提供している「遠隔マンツーマン授業」において、生徒に「Effective Learner」を利用してもらい、授業中の集中度合いや興味度合いを計測して、脳が学習に適した状態である「脳の学習効率度」をリアルタイムで計測する。
生徒の表情やリアクションなどからは把握できない脳波を計測し、そのデータを講師や授業管理スタッフへフィードバックすることによって、授業品質の改善や学習効果の向上を目指す。さらに、生徒にも授業時間中のどこで集中力が落ちていたかなどの計測結果をフィードバックし、復習の効率化が実現可能かなどの検証も行う。
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