Original Pointは、アメリカで定着している職業訓練手法「ジョブシャドウイング」の国内初の動画配信を含む、大学生の早期キャリア観育成サービス「ハタチのトビラ」β版の提供を、12月10日に開始した。
「ハタチのトビラ」は、2021年度以降の就活ルール廃止にともない、大学生にこれまで以上のキャリア観の早期形成が求められる一方で、適切な準備ができていないままで就職し、ミスマッチやリアリティショックが多く発生している問題を解決すべく、大学生活やキャリア選択の行動指針となる「マイテーマ」探究を支援する。
サービスの1つであるジョブシャドウ動画は、社会人の1日の仕事を観察する動画を通して、アメリカで定着している職業訓練の一種であるジョブシャドウイングを行う。
ジョブシャドウ動画の制作にあたっては、学生が社会人の出社から退社までの1日に密着した様子をRJP(Realistic Job Preview)理論に基づいて編集し、「具体的な仕事内容」や「企業の本音」をリアルに学び、働くことに対する一歩踏み込んだ理解を促す。現在、ベンチャー企業、大手企業、行政、NPOなどの動画を公開しており、今後さらに増やしていく。
ほかにも、大学生のロールモデルとなるような社会人ゲストを呼んで対話するイベントを開催するとともに、自分の行動や興味関心を記録して「マイテーマ」探究(探究学習)をサポートする「マイページ」を用意している(β版では活動の記録のみ可)。
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