ジャストシステムは、すべての学習がタブレットで完結する、クラウド型通信教育「スマイルゼミ」において、年中児、年長児を対象とした「幼児コース」を12月1日より新規開講する。それに先立ち、11月20日にはメディア向けの記者発表会が開催された。
「スマイルゼミ」は専用タブレットを使用した通信教育で、2012年に小学生コースが、2013年に中学生コースが開講している。
この度開講する幼児コースには、「小学校入学までに、何を、どの程度学ばせればよいのかわからない」といった保護者の悩み・不安を解消するべく、「ひらがな」や「かず」「せいかつ」といった10分野を無理なく身につけられるよう、逆算して設計したカリキュラムが設けられている。各分野から、毎月20~25講座が手元の専用タブレットに配信される仕組み。
説明や問題がすべて音声で読み上げられるなど、幼児一人でも学習を進められる工夫が施され、また学習後は親子一緒に振り返りを行える機能「きょうのできた!」も搭載されている。
ジャストシステムのラーニングイノベーション事業部 企画教材グループ 鎌田美代氏は「幼児がタブレットで学習することに対し、不安に思う方もいらっしゃると思います。ですが、幼児だからこそ、より効果的で良質な学びがタブレットで提供できると考えています」とコメントした。
「スマイルゼミ 幼児コース」は「年少冬講座」(毎年12月から翌年3月までの期間限定講座)と「年中コース」が12月1日から、「年長コース」が2019年4月1日からそれぞれ開講する。なお、2019年4月に小学1年生となる現・年長児向けには「スマイルゼミ 小学生コース 新1年生準備講座」が用意されている。
「年中コース」と「年少冬講座」の申込開始日は11月20日で、月会費は「年長コース」「年中コース」「年少冬講座」ともに2980円(税別、受講開始が4月で12カ月一括払いの場合)。ほか、専用タブレット代として9980円(税別、12カ月の継続受講を条件に一括払いした場合)がかかる。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア