エクシードは、NPO法人のeboardと業務提携し、双方の映像授業を互いの利用教室・利用者へ提供していくことを、11月20日に発表した。
同社は、「Tech for elementary」ブランドにて、映像授業をベースとしたプログラミング教室をFC展開しているが、映像教材はテキストよりわかりやすく、巻き戻しや早送りも可能であり、生徒の理解や学習に効果を発揮する一方で、プログラミングを学ぶのに必要な読解力や計算力は、それぞれの生徒でばらつきがある、という課題も抱えている。
eboardは、小中学校の算数・数学を含む主要教科について、映像授業、デジタル問題集、プリント教材を提供しており、今後は小学校の国語や中高の他教科にまで対象科目を広げるとともに、学習塾やプログラミング教室といった民間教育機関への展開を考えていた。
今回の提携によって、eboardの包括的なICT教材と学習データを管理できる機能を、セットで「Tech for elementary」加盟教室へ提供することで、プログラミング教室にて算数・数学の学習が可能になる。
さらに、今後はeboardをすでに導入している学習塾などに「Tech for elementary」の教材を提供していくほか、eboardを利用している小学校などでの教員向けプログラミング授業の研修など、プログラミング教育も協力して行っていく。
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