ヒューマンアカデミーは、同社が運営する「ヒューマンアカデミーロボット教室」の「ロボティクスプロフェッサーコース」の全国大会「第2回ロボプロ全国大会」を、10月27日に千葉工業大学・東京スカイツリータウンキャンパスで開催した。
「第2回ロボプロ全国大会」は、ロボプロ専用キットを使用して製作したロボットを、プログラムによって自律制御された状態にして、規定のフィールド内で「スポーツ」というテーマに即した内容を表現する「テーマパフォーマンス部門」と、複数のカラーラインがひかれたコース上を、センサを活用したロボットで走行させてゴールまでのスピードを競う「ライントレース部門」の2部門で行われている。
MVP賞には、「テーマパフォーマンス部門」に出場し、円盤投げをするロボット「6624(ムロフシ)」を製作した、岐阜県西可児教室の熊谷拓海さん(小6)が選ばれた。円盤を投げるだけではなく、超音波センサで距離の測定が可能なことや、入場から退場までをライントレースで一連の流れを実行させていた点など、高度な技術が高く評価された。
「ライントレース部門」では、東京都東陽町教室の中良介さん(中2)が優勝し、2位が東京都東陽町教室の中島智畝さん(中2)、3位が愛知県国府教室の藤原光琉さん(小6)だった。
また、ヒューマン特別賞には、バスケットボールをテーマにダンクシュートをするロボット「シュート君」を製作した東京都日野豊田教室の藤澤駿太さん(中1)が選ばれている。
さらに、当日はロボプロOBである鳥山樹さん(18歳)が、球体ロボット「クルロ」の製作過程から特長までを発表したほか、審査員を務めた西村健志先生による、千葉工業大学未来ロボット技術研究センター(fuRo)製作の災害用ロボットを用いたデモンストレーションが行われた。
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