ロイロは10月16日、先月末から実施している教育機関向けiPad無料貸し出しの公募枠を拡大することを発表した。応募数が予想を大きく上回ったことを受けたもので、520台分を追加し、合計640台、16校に対象を広げる。
同社は、今回の背景について「ICT機器を使いたいのに使えていない先生方が数多くいらっしゃることを実感」したとし、「そうした教育現場の切実な思いに応える」ためと説明している。
貸出されるiPadはLTEモデルのため、Wi-Fi環境が整備されていなくても利用することができる。通信費および授業支援アプリ「ロイロノート・スクール」のアプリ利用料も同社負担で無料で提供される。
応募締め切りも10月31日まで延長された。貸出条件は、貸出期間内に実践報告を一度提出すること。貸出台数は1校につき40台で、貸出期間は2018年11月中旬から2019年3月末まで。
応募はメールで受け付けており、「氏名」「学校名」「連絡先」「ロイロノート・スクールを用いてどのような授業を実現したいのか」を明記の上、 loilo@loilo.tv まで送付する形。結果発表は11月初旬を予定している。
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