すららネットと凸版印刷は、6月10日に資本業務提携に関する契約を締結し、理科教材の共同開発を実施する。さらに、学習データに関する分析や、海外における教材の共同販売なども進めていく。
今回の資本業務提携は、近年の子どもたちの「理科離れ」を受けたもので、すららネットが研究・企画・開発・販売している対話型アニメーション教材「すらら」と、凸版印刷が開発・販売している小学校向け学習応援システム「やるKey」のノウハウを融合し、子どもたちが理科を好きになり、楽しいと感じられるような対話型の理科教材を共同開発する。
このほか、学習に関するデータ分析と、海外における教材の共同販売などについても合意している。
今後は、両社が持つ「つまづき」を克服するノウハウや学びを継続するノウハウなどを融合し、子どもたちが「理科が楽しいと感じる瞬間」や「理科がわからなくなる瞬間」の分析や、新たな理科教材の開発を進めていく。また、新たな教材の開発、コンテンツの相互利用、学習ビッグデータの解析、アジア地域をはじめとする海外での販売協力など、広範な分野で連携する。
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