サイボウズは、みんなのコードと共同で、サイボウズのビジネスクラウドサービス「kintone」を用いた小学4年生の国語・理科のプログラミング教育指導案の提供を、7月24日に開始した。
「kintone」は、プログラミング言語によるコーディングなしで、誰でも簡単にアプリが作れるツールであるが、「どのパーツをどう配置するかによって、どんなデータが格納され、どんな結果を生み出すのか」といったアプリ開発の過程における思考を通じて、物事の原因と結果を知るとともに、論理的思考の習得が期待される。
今回、提供が開始された、小学4年生の国語・理科のプログラミング教育指導案は、国語の「新聞の作成のアンケート×プログラミングで考える・書く活動を充実」、理科の「継続観察×プログラミングで生き物の変化を深く学ぶ」の単元に基づくもので、教育指導案(PDF)のほか「kintone」の30日間無料お試しライセンスが付属する。ライセンス期限は、相談によって試用期間の延長も可能となっている。
なお、今回の教育指導案の提供に先立って、栃木県小山市立城北小学校において、同指導案と「kintone」を活用した授業が全4回行われた。
このほか、「kintone」を活用したプログラミング教育を実施したい小学校の指導者を対象に、教育指導案の作成を行う全3回の研修も予定している。

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