ベネッセ i-キャリアは、同社の運営するdoda発の新卒オファーサービス「dodaキャンパス」において、大学2・3年生を対象に実施した、「自身の就活やキャリア観醸成に影響を与えた人や経験・体験」に関する調査の結果を12月3日に発表した。同調査は、「dodaキャンパス」会員の大学2・3年生（2027年卒、2026年卒）に対して、10月28日〜11月3日の期間に行われ、390名から有効回答を得ている。
調査対象者に、就職活動が本格化した時期にもっとも相談している（したい）人を尋ねたところ（複数回答）、「親（父親・母親）」（22.3％）が前回調査と同様もっとも多かった。
今後の自身のキャリアについて考える時に、これまで相談したことがある人としては（複数回答）、「親」（60.0％）が最多となり、「友人」（55.9％）がそれに続いている。前回調査と比較すると、「OB・OG（社会人）」が19.2％で前回より11.4ポイント増、「ゼミ、サークル、部活などの大学の先輩」が25.1％で前回より9.4ポイント増と、上昇率が高かった。学生からは、「ものごとを多角的にみられるようになり、選択肢を増やすことが大切だと考えられるようになった」「『人より優れていなくても、自然と続けられてしまうことが才能であり強みである』という言葉が自己分析のヒントになった」「大学のキャリアアドバイザーからは、自己分析ができていないことや、就活に本気で挑んでいないことについて辛辣なアドバイスもあったが、これによって覚悟を持って就活に挑めたので今では感謝している」といった声が寄せられている。
現在の自身のキャリア観に大きな影響を与えた人を尋ねた質問（複数回答）では、「親（父親・母親）」（44.1％）が前回調査に引き続いてもっとも多く、「友人」（24.9％）がそれに続いた。
現在の自身のキャリア観に大きな影響を与えた経験・体験を尋ねたところ（複数回答）、「大学時代の学び（課題活動や部活動、アルバイトなど勉強面以外）」（51.5％）が最多となり、4位にランクインした「職場体験、企業インターンシップ体験」（31.8％）は、前回調査（14.6％）の2倍超となっている。
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