明治学院大学は、共通科目として開講している「AI・データサイエンス教育プログラム(レベル1)」が、文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」に8月27日付けで採択されたことを発表した。
同プログラムは全学部対象となっており、初歩から応用まで3段階のステップで構成され履修者の習熟度に応じて学びを深めることができる。
「レベル1」では、社会におけるデータ・AI利活用の状況やデータリテラシーの基礎、データ・AI利活用における留意事項などを学ぶ。
「レベル2」では、プログラミング言語やAIによる機械学習などを学ぶ。
「レベル3」では、AI・データサイエンスに関する知識をさらに深めると同時に、課題解決型の実践的な授業PBL(Project Based Learning)に参加する。
AIとビッグデータの時代を迷いなく生きるために欠かせない知識を培う場として、初開講となった2023年度は全学生の2割以上を超える約2400人がレベル1の科目「AI・データサイエンス入門」を履修した。本年度も3000人以上が履修する見込みとなっている。
レベル1~3を通じて、授業の多くはオンデマンド配信形式の活用により学生の履修困難を解消し、学びやすい環境を整えている。同プログラムの授業を履修する学生は、定期的に実施するテストで学びを確かなものにし、一定の条件を満たすと修了認定証を取得することできる。
同プログラム内「ベーシック」および「スタンダード」の修了者に対しては、デジタル証明書であるオープンバッジがそれぞれ発行される。
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