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ソニーとJR東日本、首都圏の中学校を対象に教育プログラム「電子マネーから学ぶ、キャッシュレスと経済のしくみ」の募集を開始

 ソニーのセキュアテクノロジー&ソリューション事業部(以下、ソニー)は、中学生向けキャッシュレス教育プログラム「電子マネーから学ぶ、キャッシュレスと経済のしくみ」の2024年度募集を開始したことを、8月20日に発表した。本年度は、ソニーの非接触ICカード技術FeliCaを活用したSuicaサービスを提供する東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)と共同で講師を派遣し、首都圏の中学校を対象に無償で授業を実施する。これにより、子どもたちが社会との関わりを実感しながらキャッシュレス決済の意義を理解し、金銭管理に関する知識と判断力を身につけ正しく活用できるようになることを目指す。

 社会のデジタル化や感染症対策をきっかけに、キャッシュレス決済のさらなる多様化と活用の場が広がっている。昨年度にソニーが首都圏の12校833名の中学生を対象に実施したアンケート調査では、キャッシュレス決済の利用経験が72%まで高まっており、お金の知識や判断力を養うことがより一層求められている。

 同プログラムは、企業と連携した授業づくりを専門とする企業教育研究会の協力のもと実施され、将来に向けた計画的なお金の使い方を考えるきっかけを提供する。

 実施地域は首都圏(東京都・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・神奈川県・山梨県)で、実施期間は9月中旬~2025年3月初旬。応募期間は9月4日の17時までで、応募多数の場合は抽選となる。そのほかの詳細はソニーのキャッシュレス教育Webサイトから確認できる。

 同プログラムの使用教材は、2021年度から全面実施された中学校新学習指導要領に基づき、家庭科教材として開発された。キャッシュレス決済でお金のやりとりがどのように行われているか、デモンストレーションやグループワークを通じて学べる。

 また、Suicaに活用されているFeliCa技術には、中学2年生の理科で学習する「電磁誘導」が使われており、授業で得た知識が日常生活に生かされていることを実感できる。中の構造が見える透明ICカードを手に取り、観察もできる。

 授業を受けた生徒からは「キャッシュレス決済の仕組みがよくわかった」「自分のお金の管理方法を見直すきっかけになった」などの感想が寄せられている。教員からは「グループディスカッションで、生徒に考えさせる活動は良い」「カードの中身を手に取ったり、社会科以外の視点での学習は面白い」という声が寄せられている。

生徒へのアンケート結果
生徒へのアンケート結果
教員へのアンケート結果
教員へのアンケート結果
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https://edtechzine.jp/article/detail/11363 2024/08/21 13:15

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