KEIアドバンスは、カンファレンス「学生のジェネリックスキルを考える ~リテラシー・コンピテンシーを向上させる具体的施策とは~」を、9月11日に大阪、9月18日に福岡、9月20日に東京で開催する。参加費は無料。
特定の専門分野に関係なくすべての人に求められる「ジェネリックスキル」は、新しい問題やこれまで経験したことのない問題に対して知識を活用して課題解決する力である「リテラシー」と、周囲のさまざまな状況に対応するための意思決定や行動指針などの特性を示す「コンピテンシー」の2つに分類できる。これらの力は職場や地域社会に適応し、多様な人々とコミュニケーションを行っていく上で欠かせないものと言える。
大阪・福岡・東京の3会場で開催される同カンファレンスでは、大学で運動部学生を中心に指導を行っている大学教員・職員がゲストスピーカーとして登壇する。実際に大学で行われている取り組みを紹介するほか、参加者と一緒に考え、情報交換を行う時間も設けられている。取り組み紹介では、河合塾とリアセックが共同開発したジェネリックスキルの測定ツール「PROG」の受験結果を収集・分析した上で「課題発見力」「協調力」といったジェネリックスキルに含まれる非認知能力を可視化し、指導に活用する方法を解説する。
参加対象は以下の通り。
- 運動部学生の学習支援について関心を持っている大学教職員・部活動指導者
- 学生のジェネリックスキル向上について関心を持っている大学教職員
- 大学でのジェネリックスキル向上の取り組みについて関心を持っている高校教員
開催日は大阪が9月11日、福岡が9月18日、東京が9月20日で、開催時間は第1部が14時~15時30分、第2部が16時~17時(3会場共通/第1部のみ、第2部のみの参加も可能)。会場は大阪が河合塾大阪北キャンパス大阪校、福岡が河合塾福岡校、東京が河合塾麹町校。参加には事前の申し込みが必要で、締め切りは各回開催日の2日前。定員は大阪と福岡が60名、東京が40名。
プログラムは以下の通り。
第1部:運動部学生のリテラシーを向上させる施策とは
運動部学生は優れた競技経験から高いコンピテンシーを持っているものの、リテラシーに関してはしっかりとした支援が必要な場合が多い。運動部学生の学習支援についての取り組みを紹介しながら、リテラシー向上のための施策について考える。
第2部:学修成果の可視化と活用を考える
ジェネリックスキルの測定ツール「PROG」の受験結果を収集・分析した各種データを用いて教育現場の改善を支援し、学生の成長を促すための行動変容を起こさせるような活用方法を伝える。
ゲストスピーカーは以下の通り。
大阪会場
- 北陸大学 経済経営学部 教授 山本啓一氏
- 羽衣国際大学 スポーツ振興課 課長 開多恵子氏
福岡会場
- 沖縄大学 人文学部 教授 嘉数健悟氏
- 沖縄大学 学生部 部長/就職支援課 課長 大城貴之氏
- 山本氏
東京会場
- 山本氏
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