すららネットは、5月26日に開催されたSDGs(持続可能な開発目標)への貢献を評価する「SDGsビジネスアワード2017」において、「スケールアウト賞」を受賞した。
「SDGsビジネスアワード」は、日本企業によるSDGsビジネスの先行事例を選出し、その中で特に優れた取り組みを表彰し、情報を世界へ発信する。
「エンゲージメント」(社会課題の解決に関心のない人をどれだけひきつけたか)、「エコシステム」(どれだけ複数の企業をまきこんだか)、「スケールアウト」(どれだけ成功モデルを再現し展開できたか)、「クロスボーダー」(途上国と先進国双方の課題解決に貢献したか)、「社会インパクト」「財務インパクト」の、6つの観点で審査が行われる。
すららネットは、同社が企画・開発を行った、海外の小学生向け算数クラウド型学習システム「Surala Ninja!」において、忍者をキャラクターとして使用し、海外の子どもたちが親近感を持って楽しく学習できるようにしたことや、eラーニングという手法の採用、いつでも・どこでも・誰でも低価格で品質の高い教育が受けられること、現地の女性をファシリテーター(講師)として積極的に採用し、雇用機会を創出したことなどが、とりわけ「スケールアウト」において高い評価を得て、今回の受賞に至った。
SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)は、国連が全会一致で採択した、人間、地球および反映のための行動計画として掲げられた、17の目標と169のターゲット。国連に加盟するすべての国は、2030年までに貧困や飢餓、エネルギー、気候変動、平和的社会など、持続可能な開発のための諸目標を達成すべく力を尽くす。
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