米Microsoftは、教員が教室で使用するアプリの数を整理すべく、「Flip」のコア機能の一部を「Microsoft Teams for Education」へ移行し、Webサイト版とモバイルアプリを9月30日(現地時間)までに廃止する予定であることを発表した。
「Flip」は、Microsoftが提供している動画を用いたソーシャルラーニングサービスであり、日本語にも対応する。
今回の発表を受けて、「Flip」は7月1日(現地時間)以降、モバイルアプリストアで使えなくなる。Webサイト版「Flip」は表示専用モードに切り替えられ、新たなグループ、トピック、ビデオは作成できない。ただし、Flipビデオのダウンロードは、9月30日(現地時間)まで可能となっている。
「Flip」のコア機能の一部が移行される「Microsoft Teams for Education」は、学校関係者であれば無料でサインアップでき、「Microsoft Teams for Education」の活用により、教員はMicrosoft 365エコシステムの外で「Flip」を利用する時間を節約できるようになる。
さらに、「Microsoft Teams for Education」ユーザー向けの強力な教室管理ツールセットが利用可能になるほか、「Microsoft Teams for Education」をダウンロードして教室用にセットアップすれば、「Flip」のカメラを使用してビデオ課題やメッセージを生徒と簡単に共有して、ビデオによる応答を受け取れる。
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