学情は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「内々定の獲得状況」に関するアンケート調査の結果を1月11日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2025」来訪者に対して、2023年12月25日~31日の期間に行われ、385名から有効回答を得ている。
調査結果によれば、2025年卒学生の12月末段階の内々定率は25.0%で、ほぼ同時期の調査で過去最高の数値を記録した。前年同時期(17.9%)と比べると、7.1ポイント上回っている。
文理別では、文系が24.1%、理系が26.8%となっている。理系は前月比15.2ポイント増と、大幅に伸長した。
現在、就職活動(就職活動の一環としてのインターンシップやオープン・カンパニー参加も含む)を行っているかを尋ねたところ、「就職活動をしている」と答えた学生は86.1%と、前月よりも2.6ポイント減少している。
文理別でみると、文系は87.3%、理系は83.5%となっている。とりわけ理系の就職活動率は、前月より7.3ポイント減と大きく減少した。
内々定企業の最終面接を受けた時期としては、「11月」(39.5%)と「12月」(39.7%)が8割近くを占めている。
内々定を獲得した企業への、応募のきっかけを尋ねた質問では、「就職サイトで知って」が55.8%で最多となり、「就職サイトが主催するイベントで話を聞いて」(20.2%)がそれに続いた。
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