ポイント機構は、循環型ポイントテクノロジー&サービス「無償A-GEL（エージェル）ポイント」（A-GELポイント）、および「無償A-GELギフトポイント」（A-GELギフトポイント）のうち、「A-GELギフトポイント」のクーポン機能をベースにした、新たなポイント付与サービスである「大学・専門学校向け無償A-GELギフトポイント」を開発したことを、12月7日に発表した。
同サービスは、大学や専門学校の収益増加、ポイント割引による学生の生活支援、さらに大学や専門学校がある地域経済の活性化・社会貢献を目的とする。
「大学・専門学校向け無償A-GELギフトポイント」は、1ポイント＝1円の値引きになるポイント割引チケットで、来春リリース予定のスマートフォンアプリ「A-GELアプリ」にて、すべてのステークホルダーが利用できる。日本で流通・発行済みの交通系ICカードや流通系ICカードにおいて、ポイントを加盟店で受け取って使える。
通常のポイント販売事業とは異なり、導入／ランニング費用は一切かからず（ポイント付与のみ加盟店は月額1000円の負担が必要）、ユーザーが加盟店でポイントを使用した際に、使用額の30％分が経費削減システム使用料として発生する。
大学や専門学校は、学費や教材費といった支払い額に対して、還元率100％が可能なポイントを学生に付与する（ポイントの有効期間は1か月）。ポイントを付与された学生は、加盟店にて1ポイントあたり1円の割引サービスを受けられる。その後、大学や専門学校に、学生が加盟店で使用したポイント割引チケット利用額の15％が、現金で還元される。
一方、店舗側は加盟店になることで「A-GELギフトポイント」のサービスを提供でき、集客と売上改善が図れるほか、割引率はそれぞれの加盟店が採算を勘案して定められる。なお、加盟店は割り引いたポイントの30％をポイント機構に経費削減コンサルタント費として支払う必要があり、ポイント機構は入金された額の半分を大学や専門学校といったポイント付与者に還元する（売上改善金として現金での支払い）。
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