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25年卒学生の8割超が就活の早期化を実感、デメリットは「学業などとの両立」「情報収集が大変」が上位に【ジェイック調査】

 ジェイックは、同社の運営する企業と学生との特性マッチングを行う就職支援(採用支援)サイト「Future Finder」に登録している、2025年卒学生を対象に実施したアンケート調査「2025年卒業学生の就職活動の早期化」の結果を、12月7日に発表した。同調査は、10月7日~11月19日の期間に行われ、170名から回答を得ている。

 調査対象者に、先輩の話や想定していたスケジュールと比較して、就職活動は早期化していると感じるかを尋ねたところ、「感じる」という回答が84.1%を占めた。

 就職活動の早期化にともなって、企業に求めたいことを尋ねた質問(複数回答)では、「会社説明会で、他社との差別化ポイントや強みを教えてほしい」(43.5%)がもっとも多い。以下「早期から、社員と話せる機会を設けてほしい(座談会など)」(31.2%)、「早期から、質問の量と質を求めないでほしい」(27.1%)、「早期から、志望動機をきくことはやめてほしい」(21.8%)、「リアルで話せる機会を作ってほしい」(15.3%)、「プロフィールを見てからスカウトを送ってほしい」(12.9%)、「特にない」(10.0%)という結果となった。

 「就職活動の早期化」において、メリットと感じることとしては(複数回答)、「早い段階で内定を獲得できる」(80.0%)が最多となり、「安心感や余裕も持って、就職活動に臨める」(40.0%)、「さまざまな業界・職種を見ることができ、視野が広がる」(30.0%)、「メリットと感じることはない」(12.4%)、「就職活動をいつ・どのくらいの期間行うか調整しやすい」(9.4%)という結果となった。

 「就職活動の早期化」において、デメリットと感じることとしては(複数回答)、「学業や部活動、アルバイトとの両立が大変」(74.1%)がもっとも多かった。以下、「選考の情報公開日が企業によりさまざまなので情報収集が大変」(72.9%)、「いつ就職活動を終えればよいかわからない」(38.2%)、「選考内容が変化しており、先輩の体験記があまり参考にならない」(25.3%)が続いている。

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https://edtechzine.jp/article/detail/10426 2023/12/10 07:00

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